2017年6月7日水曜日

出汁をとってみる

じっくり味わえる料理には出汁が重要です。手軽に顆粒だしもダメではないですが、だしパックにしてみるだけでもレベルの違う味になりますし、食材から出汁をとると次元の違うおいしさです。

食材から出汁をとるというと大変な印象があるかもしれませんが、さいわい日本の料理の出汁はそんなに手間がかかりません。

昆布だしは、

  1.夜寝る前に鍋に水を張って
  2.中に昆布をいれておくだけ

です。

今から寝てるわけにもいかない、すぐに必要という場合は、

  1.水を張った鍋に昆布を入れて
  2.火をつけたら沸騰するまで入れておくだけ

です。


かつおだしは、

  1.湯を沸かして削り節を落とし
  2.火を消してしばらくしたら濾すだけ


いりこだしも、

  1.頭とはらわたをとったら
  2.あとは昆布と同じように使うだけ

です。


味の調節は、

  水と食材の量の割合
  水に入れる時間

でざっくりできます。

あとは、この出汁を使うだけで、大衆居酒屋以上割烹未満くらいの味にはかんたんに到達します。余った出汁は冷凍しておけば、すこし風味は落ちますが、十分おいしく保存できますよ!

野菜を薄く切って出汁で煮て、味噌を溶いたらおいしい味噌汁です。葉物をさっと湯通しして、水を絞ってから出汁をかければ、上品なおひたしになります。出汁で炊いたご飯もおいしいです。



ぜひ今夜は昆布を水に入れて寝てみてください。