2017年6月3日土曜日

良いものをひかえめの量で味わって楽しんでみる

どんなものをどのくらい食べるのがいいか?諸説ありますが、おおまかには次のとおりです。


・どんなものを?
地中海食がいいとか、昔ながらの日本食がいいとかいいますね。いろいろな文献をあたって共通しているのは、


  肉より魚がいい
  動物より植物がいい
  発酵食品をとるといい
  少量のアルコールをとるといい
  オリーブオイルやナッツがいい
  穀物は精製したものより全体がよい
   例)白米より玄米
     精製された小麦よりも全粒粉


です。




・どのくらい?
各種文献で共通しているのは、


  カロリーをとりすぎない


これだけです。腹八分目。

ここで、


  食べる量 = 一回に食べる量 × 食べる回数


と考えると、「食べる量」をひかえめにするには、「一回に食べる量」か「食べる回数」を減らすことになります。

「一回に食べる量」を減らすには、皿を小さくする、少なめに盛るが王道です。そして、そのぶん味わう。また、時間をかけてたべると満腹感がでやすいので、食べる量が減ります。

「食べる回数」を減らすと、食事の間隔が長くなるので、腸や内臓を休ませることができます。



そしてもうひとつ大事なのは、日々、エサを流し込むのではなく、食を味わい楽しむことだと思います。

いろんな味わい方、楽しみ方があります。たとえば、口にいれる前に香りをかいでみる。口の中の空間を後ろや上下左右に広げて、味のひろがりを感じてみる。食べ物を口に含んだ状態で、息を鼻から抜いて香りを楽しむ。上顎、下顎や頬の内側で食感を感じてみる。舌先で舐めてみる。舌のいろんな場所で味を感じてみる。すぐ飲み込まずに、しばらく口の中にとどめてみる。いつもよりたくさん噛んでみる。などなど、無限に。

もちろん、散らかった部屋でテレビやスマホをみながらではなく、落ち着いた空間で食事と向き合って。

ひとりでじっくりもいいし、大切な人たちと一緒に楽しむのも最高ですね。


今晩、ぜひ楽しんでみてください!