・どんなものを?
地中海食がいいとか、昔ながらの日本食がいいとかいいますね。いろいろな文献をあたって共通しているのは、
肉より魚がいい
動物より植物がいい
発酵食品をとるといい
少量のアルコールをとるといい
オリーブオイルやナッツがいい
穀物は精製したものより全体がよい
例)白米より玄米
精製された小麦よりも全粒粉
です。
・どのくらい?
各種文献で共通しているのは、
カロリーをとりすぎない
これだけです。腹八分目。
ここで、
食べる量 = 一回に食べる量 × 食べる回数
と考えると、「食べる量」をひかえめにするには、「一回に食べる量」か「食べる回数」を減らすことになります。
「一回に食べる量」を減らすには、皿を小さくする、少なめに盛るが王道です。そして、そのぶん味わう。また、時間をかけてたべると満腹感がでやすいので、食べる量が減ります。
「食べる回数」を減らすと、食事の間隔が長くなるので、腸や内臓を休ませることができます。
そしてもうひとつ大事なのは、日々、エサを流し込むのではなく、食を味わい楽しむことだと思います。
いろんな味わい方、楽しみ方があります。たとえば、口にいれる前に香りをかいでみる。口の中の空間を後ろや上下左右に広げて、味のひろがりを感じてみる。食べ物を口に含んだ状態で、息を鼻から抜いて香りを楽しむ。上顎、下顎や頬の内側で食感を感じてみる。舌先で舐めてみる。舌のいろんな場所で味を感じてみる。すぐ飲み込まずに、しばらく口の中にとどめてみる。いつもよりたくさん噛んでみる。などなど、無限に。
もちろん、散らかった部屋でテレビやスマホをみながらではなく、落ち着いた空間で食事と向き合って。
ひとりでじっくりもいいし、大切な人たちと一緒に楽しむのも最高ですね。
今晩、ぜひ楽しんでみてください!